2021.02.04

雑穀のように殻に閉じこもっていた思考が、「ぱかっ」と割れました/とかち河田ファーム 河田社長

ふるさとみつけ塾では、熱中小学校やキャリアプログラムでの学びを、実践できる機会として、参加者の方に、地方企業でのインターンシップの場を提供しています。

今回、ふるさとみつけ塾のインターンシップを受入れて下さった企業の方に、参加の経緯やインターンが始まった現在の感想を、当社代表の大桃がインタビュアーとしてお伺いしました。

第二弾は、北海道河東郡音更町で、国産キヌアの大規模流通のチャレンジに取り組む、株式会社とかち河田ファームの河田社長です。(https://kawada.farm

――2021年1月から、Sさん(40代女性、東京在住、マーケィテング業務・現在育休中)がインターンとして参画。キヌアを普及させるためのマーケティング業務に携わることになりました。

※弊社は、女性のキャリア支援サービスを提供する株式会社mog(https://www.mog-career.co.jp)と共に、子育て中の女性にもインターンシップの場を提供しております。

 

最初にふるさとみつけ塾のインターンシップ企画の話を聞いた時、どんな印象を持ちましたか?

面白そうだなと思いました!

実際よくわからないけれど(笑)、何かこの企画によって、これまでやろうと思っていたけれど、手がつけられていなかったマーケティングが動き出したら、と軽い気持ちで受けました。

現在抱えている課題、そしてインターンシップに期待されたことはなんですか?

現在、キヌアの生産に力を入れていますが、それを「キヌアが好き」「雑穀が好き」という一部の方だけにお届けするのではなく、今後は、より多くの方に日常的に親しんでもらいたいと思っています。

しかし、我々は生産は得意ですが、マーケティングやPR、商品開発などに全く知見がありません。経験ある方の力をお借りして、今後の戦略やプランを立てたいと思っていました。

Sさんと実際にお仕事が始まりましたが、どうですか?

Sさんは、我々が求めていた方そのものでした。Sさんと仕事をさせて頂いてから、毎日がすごく楽しいですね。私が欲しかった意見や知恵を次々に与えてくださるので、とてもびっくりしています。

欲しかった意見とは例えばどんな意見でしょうか?

“どうやってキヌアを認知していくか”を考えるにあたって、我々だけでは、まず何を考えたら良いかすらも分かっていなかったんですね。

それを、Sさんは我々と議論する中で「“雑穀が好きという人”だけにターゲットを絞るのではなく、これからは“健康的な食事を作りたい人”に向けて、商品を開発していくのはどうか」という提案をしてくれました。それを聞いた時、雑穀のように殻に閉じこもっていた私の思考が、「ぱかっ」と割れました。

私はずっと “雑穀が好き“というターゲット層しか考えておらず、視界が狭かったなと思いました。今までの考えが580度変わるくらい衝撃でした。

 

インターン募集時の業務内容は「“キヌア”という言葉が検索された時に河田ファームが上位にくるように」というご依頼でしたが、Sさんと一緒に議論をしていく間に、当初思い描いていた地点と、ゴールが変わったんですね。

はい。ゴールは大分変わってきましたね。

検索について考える以前に、まず、消費者が売場で商品を目にした時に手に取ってみたいなと思う商品や、生活に必要だと思う商品を作ることが何より大事だなと今は考えています。それが出来てはじめて、認知や継続的な購入が増えるということを私は分かっていませんでした。

一緒に議論を進める中で、Sさんがそれを気付かせてくれました。
ですので、今はまず、ターゲット層の見極め、商品開発のための軸をSさんと考えています。

インターンが始まって、まだたった2週間とは思えないですね。

そうですね。Sさんは知識を与えてくれるだけなく、すっきりしていない部分を整理してくれます。

そうすることで、私もどんどん視野が広がっていくので、当初考えていたより随分早いスピードで色々なことが進みましたね。

 

Sさんと一緒に働いて良かったと思えるのは、特にどんな時でしょうか。

どんな時と答えられないくらい、Sさんとやり取りする度にいつも、一緒にお仕事が出来て本当に良かったと思います。

Sさんはいつも一生懸命で、本気で我々のために取り組んでくれる、それが本当に嬉しいです。例えば、キヌアで色々な料理を作って感想を教えてくれたり、送ってくれる資料も、自分なりに考えて調べた跡がよく分かります。

私自身、今はSさんに何でも相談しています。Sさんは我々の置かれている環境を良く理解してくださっているので、客観的な視点からいつも的確なアドバイスを出してくれます。
今、うちの現場のスタッフよりSさんとのコミュニケーションが多いかもしれないですね(笑)

ゴールはまだまだ遠いですが、Sさんとのやり取りを通して、確実に良い方向に進んでいる感覚があります。今後も、ずーっと細く長く、うちのアドバイザーとして手伝ってくれないかと心から思っています。

またインターンの話があったら受けてみようと思いますか

そういうニーズを感じている時であれば、ぜひ受けたいです。

軽いノリで最初はインターンをやってみようと思いましたが(笑)試して本当に良かったなと思います。

専門知識を持ちつつ、それを持て余していたり、発揮出来ていない方が、我々のような地方の成長を心から助けてくださったら、社会的にもお互いとっても三方WIN−WINですよね。

 

 

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